「す、すいません……」
申しわけなさそうにする白崎
なんて言うか女の子らしいって言うか……
女の子らしいけど度が過ぎるって言うか
私が苦手なタイプ
「りんりーんっ!!
俺のバットのグリップまいてちょうだーい!!」
翔太が私のところにバットを持ってきた
「あっ、白崎さんやってみなよ」
一応グリップまけるようにはやらないとね?
「こうやって巻くの……」
最初少し巻いて見せた
ぎこちなく巻く白崎
なんか見ててイライラする!!
こんなの小学生でもできるんだもん!!
何とか完成した翔太のバット
「あっ、ありがとう……」
翔太は少し不満そうだった
まぁ初めてだから仕方ないだろうけど……
ふつうに部活は進んでいるみたいだった
ティーバツとかマシーンバッティングの球出しはまだやらないで部員で交代でやってるみたい
私は球出しをいつもどおりちゃんとやった

