次の日から私の部活の日々が始まった
だいたい一週間くらいで終わりにしようと思うけど…
しかたないから白崎と同じ部室
課外が終わってからグラウンドに行くと結構たくさん3年生がいた
監督もびっくりしてたけどひさしぶりの3年生になんか嬉しそうだった
白崎を辞めさせるためって知られたら怒られるんだろうな……
「りんりんなんかかっこいいよ(笑)」
「かわいい後輩のためだよ」
てか、みんな余裕なんだね…
久しぶりだったけど意外とみんなふつうに動いてた
まだまだ現役でいけるんじゃない?
「あの……先輩
よろしくお願いします」
そういって私に頭を下げた白崎
猫かぶりも良いとこだ
だって私は裏の顔知ってるから……
あー気持ち悪い!!
私も気持ち悪いくらいの笑顔で微笑んだ
それから私たちの戦争は始まった
「あーもう!!
それはマシーン用だからこっち!!」
教えるって難しい……
って言うかボールの見分けくらい覚えろよ!!

