どうしたらいいのかわかんない
練習が終わると私は図書室に向かった
今日は別になにも言われなかったけどとりあえず爽にはなしたくて
図書室に行くと爽はちょうど帰る準備をしているところだった
図書室で大きな声で呼ぶわけにはいかないから爽を図書室から引っ張り出した
「………なんなんだよ??」
「マネージャーの話
峰崎が私のとこ来たの
どうにかしてくださいって言われた」
「どうにかって……
おまえがどうにかできるわけでもないし、それにおまえがどうにかしようとするとめんどくさいこと起きるだろ??」
別にそんなことしないし!
「でも、私も野球やったことない奴にバカにされたくないもん
だから爽も手伝って!!」
「手伝ってって言われても……」
「だから……
普通に部活やってて
私もふつうにマネージャーやるから!!
それであいつに無理だって思い知らせてやる!!」
「だっておまえにそんな余裕あんのかよ??」
そんなのないけど……
「ちゃんと課外終わってからやるもん!!」
「わかったよ……
俺だって野球部バカにされたらムカつくし
ほかの奴らにも声かけておくから」
なんとかなるかもしれないな……

