「高木!俺はおまえと付き合うつもりもないし凛と別れるつもりもない
前も言っただろ?俺は高木のことなんとも思ってないし凛が好きだ」
爽はそう言って付きまとってくる高木の手を振り払った
爽は優しいからそんなぬるいことで精一杯だと思う
でも遅いんだよ!!
でもそれ以上に諦めが悪い高木
「なんで?なんで私じゃダメなの?
私水本さんより爽くんの隣にふさわしいよ?
だ、だって水本さんって綺麗だけどほら、女の子にしてはでかいでしょ?なんか強そうだし1人でも大丈夫そうじゃん
いいな、私も水本さんみたいに強くなりたい」
なにこれ?褒められてるの?貶されてるの?
ほんとムカつく!!
「………………おまえほんと嫌い」
爽は高木を見下ろして静かに言い捨てた
「…………な、なんで?」
「なんでって凛の悪口言う奴は全員嫌いだ
高木はその中でもとくに嫌い
凛よりいい女の人なんていない」
爽がそういうと高木さんはなにも言えなかったのかその場に崩れ落ちた
崩れ落ちたかと思うと私の前にやってきて手を振りかざした
「なんであんたなのよ!!」
そう言って振りかざされた手
うわ、殴られる
そう思うと自然と体は避けていた
綺麗な身のこなしで避けた私
高木はそのまま私が座っていた階段に突っ込んだ
うわ、痛そう………

