絶対面倒なことが起こるっていう私の予想は的中
次の日課外が終わってから面白がってる美波を連れてグラウンドに向かった
まぁ、いざとなったらソフト部の方に逃げるし
グラウンドに行くとなぜかかっけと爽と将悟がいた
「なんだかんだで先輩じゃん!!」
かっけはそういってるけど私はそのつもりはさらさらない
私たちはそんなかっけを無視した
「爽!!グローブかしてーっ!!」
「はぁ??なにすんだよ
凛に貸したら俺が使えねーじゃん!!」
なんだよ!!貸してくれたって良いじゃん!
ってか、2つくらいもってないっけ??
「あっ、私のやつ貸してあげるよ!!」
やっぱり美波って神だ(笑)
美波にグローブ貸してもらうために部室棟に向かった
そのとき野球部の女子マネの部室から物音が聞こえた
「え、もう来てんの??」
「ってか、部室に私物置きまくりなんだけど私」
だって誰もマネージャーだなんて入ると思ってなかったし
部室には教科書とか私物がごっそり置いてある
「………行く??」
「いいや……」
だってめんどくさくなるのやだし
鉢合わせしたくないし
とりあえずグローブをもってグラウンドに行くことにした
グラウンドの隅でソフトボールでキャッチボール
ソフトボールとかひさしぶり
ボールこんな大きかったっけ??

