あの日は
すごい晴れた気がする。
学校の中庭の木の下で告白されてるとこを私が目撃したのが始まり。
その女の子はすごく可愛らしい
小柄なお人形さんみたいな子だった。
「ごめんね。気持ちはすごくすごく嬉しい。俺、佐伯さんと付き合えない。でもありがとう」
丁寧な優しい断り方で何だか
私が泣きたくなったの。
「あれ…? 覗き見かぁー?笑」
草むらの掻き分けて
私の前に現れたのは、野崎隼人
あの時から、私は隼くんが好きだったのかもしれないや。
「あ…。 違います。… ごめんなさい」
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