あれは僕が悪いんですよ…
そういい…
〔僕が抜け殻の様に成ってたから…〕
〔瑠璃の姿を見て僕も状況が判断出来たんですよ…〕
僕の判断ミスです。と付け加えて…
…………………。
俯くと…
〔瑠璃ちゃんと僕に顔を見せて下さい。〕
上を向くと…
〔目がうさぎさんに成ってますよ…。
瑠璃を泣かせてしまって哀しませてしまってごめんなさい。〕
私が頭を左右に振ると晧覬はぎゅっと私を抱き締めた。
リビングに入ると女の人はソファーに座り俯いてた。
晧覬が…
〔悪いけど…帰ってくれないか?〕
そう言うと…
「私は帰りたくない。晧覬、貴方の側に居たいから貴方が事故にあったと事務所に連絡が入って私は慌てて来たのに…」
俯いたまま悲しい声でいった…
慌てて来た?
事務所に連絡?
???????
もしかして…
もしかしてじゃないよ…
この人が茉莉さん?
!!!!!!!
亜美ちゃんから聞いた事がある…。この人が晧覬と付き合ってたと言う茉莉さん?
…………………。
きっと…
間違いなくそうなんだよね…
慌てて来るぐらいなんだから…


