呼ばれて行くと…


腕を引っ張られ布団の中…


…………………。

なに?


〔お腹が痛く無いんなら朝からね!〕

冗談じゃない!!

嫌だ!


そう言うと…


〔問答無用〕


抵抗も虚しく…

私は朝から晧覬に襲われてしまった…


晧覬のばか!

朝から…


〔瑠璃が悪いんですよ。瑠璃は僕のモノなんだから拒否は出来ませんよ。〕

…………………。
〔今は朝なんでちゃんとセーブもしたし…〕
…………………。

どこがセーブしたって言うの!!


〔気を失わない様に優しくしましたよ〕

…………………。

負けた…

何を言っても無理…




朝ご飯の支度するねってベットを出ようとしたら…

〔朝ご飯いらないからいいよ…〕


へっ???

朝ご飯いつも食べないの?


〔食べるけど…今日はいらない…だから仕事に行くまで瑠璃を抱いてたい!〕

…………………。

あのね…

朝ご飯はね。ちゃんと食べないとダメなんだよ!


〔僕は瑠璃がいい〕


あんたは駄々っ子か!って思わず言ってしまった…


とにかく朝食は食べてね!

そう言って私は服では無くバスローブを着て部屋を出た。