晧覬が紫を抱き。
私が優輝を抱き。
昴が恵輝を抱き。
病室を出て看護師さんに理事長室へ行くと告げ私達三人は理事長室へ向かった。
スヤスヤ寝る我が子の顔をみながら…
理事長室の前に着くと『親父、俺、中に入るよ!』と声を掛けノックもせずにドアノブを捻り戸を開けた。
さすが!
医院長の息子!!
昴が中に入って行き晧覬が続いて入って行き私も後から部屋の中に入った。
扉の前で子供を一人ずつ抱いて立ってる三人を昴パパは見てクスクスと笑い出した。
『親父?そんなに笑う事ないんじゃ無いですか?』
呆れた顔の昴が父に向かって言う。
【いや…済まん。済まん。まさかお前が子供を抱いてここに来るとは思って無かったから…】
昴パパはそう言うと続けて。
【お前もいつか親に成った時、きっと子供にそんな顔をするんだろうな…。早くいい人を見付けて私に孫の顔を見せて欲しいもんだよ…】
嘆く昴パパに…
昴は嫌な顔をした。
何故?嫌な顔をしたのか?なんて解らないんだけど…
結婚する気がまだ無いんだと思う…
みんなとワイワイ!ガヤガヤやる方が今は楽しいんだと…


