晧覬を見ると晧覬はもう半分、泣きそうな顔をしてた。
生命の誕生に…
生命の神秘に…
生命の不思議に…
う"っ…
またお腹が…
痛く成って来た…
痛さの余り目を瞑って我慢してると…
〔瑠璃…。瑠璃?〕
名前を呼ばれ目を開けると晧覬が後一人だから頑張れ!といい頭を撫でタオルで汗を拭いてくれた。
晧覬の方も汗をかいてるのにずっと私の手を握ったまま声を掛けてくれる…
本当に真剣に…
私を気遣ってか?
子供の心音が機械を通し聞こえて来る…
先生が頑張れ!
後、少しだ!
頑張っていきんで!
握った手に力が入る
晧覬も握り返してくれる…
『おっ・おっ・おんぎゃ~!おんぎゃ~!おんぎゃ~!』
三人目が生まれた…
おめでとう!!
元気な男の子ですよ
ようやく生まれた。
私と晧覬の子供…
〔瑠璃。本当に良く頑張ったね…
元気な子供だよ。〕
少し疲れた様な…
笑顔で言われた。
看護師さんがこちらに子供を連れて来てくれた。
《初めまして!パパ!ママ!》
看護師さんが言う…
顔を見せてくれ晧覬に一人づつ子供を抱かせて行く。


