昴はミネラルウォーターを手渡して来た。
私はありがとう。と受け取りキャップを回して蓋を開け一口、口に含んだ。
『少しは落ち着いたかな?僕に話せる?大丈夫かな?』
昴は私に気を遣ってくれてる事が十分、分かった。
私は会社に書類を取りに行った所から話を始めた。
事務所に帰って来て戸を開けると晧覬が女の人と抱き合ってキスをしてたと話した。
私は父から預かった書類をテーブルに置きそのまま部屋を出た事と晧覬の話を聞く事なく逃げた事を話した。
また涙が出て来て泣きながら話をした。
本当は晧覬の話を聞くのが不安で不安で仕方が無かった…
聞きたく無かった…
『瑠璃ちゃん…結論から言うよ。晧覬とちゃんと話をした方がいいよ…子供も出来る事なんだし…』
うん…
と頷くと…
じゃ晧覬に電話するから…
晧覬きっと真っ青に成って必死に瑠璃ちゃんを探してるよ…
と昴に言われた。
でも今は逢いたく無かったから…
昴の携帯を取り上げ隠した。
『瑠璃ちゃん今は晧覬に逢いたくない?』
うん。
と頷いたら…
じゃ今日はここに泊まればいいよ…
と言われた。


