弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』




携帯がけたたましく鳴る。ディスプレイを見なくても誰からか?解る…


私は何故か?昴に電話を入れてた…



『瑠璃ちゃん?どうしたの?子供が生まれそうなの?』

…………………。

『瑠璃ちゃん?』



私はしゃくりあげながら昴に事務所の部屋での事を話た。

そして晧覬の元から話も聞かず逃げて来てしまった事も…


『今どこに居るの?今から俺が迎えに行くからそこを動くな!いいな!!』


昴は私にそう言うと電話を切った。




相変わらず鳴り響く携帯…

…………………。



『瑠璃ちゃん!』

昴の声が聞こえ…

振り向いた瞬間、昴に抱き締められた…



私はびっくりしたけど昴の姿を見て…

安心して昴の腕の中で泣いた…
もう何も考えられなかった…
考えたく無かった…




私はどれくらい泣いたのか?解らなかったけどようやく涙が止まってくれた。