ようやく仕事が片付き時計を見ると21時を少し回ってた。
藤堂さんは私の家に電話を入れ晩ご飯を食べてからお宅へ送りますが何時までなら大丈夫か?を聞いてそれから電話を切った。
支度を初めて…
さっ行くゾ!
って思ってたら…
〔瑠璃…ちょっとこっちに来て…〕
呼ばれて行くと…
抱き寄せられてキスをされた…
深くて甘いキス
私は藤堂さんの両腕を握り締め深くて甘いキスを受け入れた。
部屋を出ると…
…………………。
誰もいない…
私が藤堂さんを見上げると藤堂さんは私の言いたい事が分かったのか?
〔いつも僕が最後なんですよ。だから気にしてません…。それに今日は瑠璃が一緒だから平気ですよ。〕
私がいつもなの?
そう言うと…
〔僕は部長ですからね。必然的に仕事の量が半端じゃ無いんですよ…でも今日は早く終われました。瑠璃のお陰でね。〕
私は何もして無いしお手伝いも出来ない…
出来るとしたらコピーするか?コーヒーを入れてあげるか?雑用しか無理だよ…
と言う。
〔それだけ出来れば大丈夫。〕
じゃ今度、手伝いに来てもいい?って聞いたら。
〔瑠璃なら毎日でも大歓迎だよ。〕
そう言ってくれた。


