またクスクスと笑う藤堂弁護士…
私が笑い過ぎです!
そんなに笑わないで下さい…
と言うと…
〔瑠璃は本当に面白い子だね。一緒に居てて飽きない。〕
…………………。
今…
私の事を…
瑠璃って呼んだ…
瑠璃って!
瑠璃!
なんで呼び捨てにするの!
抗議をすると。
〔僕の彼女なんだから当然でしょ?
それとも僕は瑠璃の彼氏じゃ無いの?〕
いえ…
先ほど…
彼氏さんに成りました
〔じゃ問題なしね。僕の事も藤堂弁護士とか先生じゃ無くて晧覬って呼んでくれていいから…〕
あっ!そうそう…
二人だけの時だけね
まだちゃんと公表して無いから…
私は頷いた。
公表ね…
しなくてもいいよ…
そう言うと…
〔何故?ちゃんと段取りを踏んでから皆に公表する予定だったんですよ…
言ったでしょ…
僕の側から離れないでって…。だから公表します。いいですね。〕
分かった…
公表ね…
うちの家の人達が聞いたらきっとビックリするだろうな…
藤堂さんは言ってもうちの顧問弁護士なんだから…
きっと驚くだろうしもしかしたら…
反対させる可能性だってある?かな?…


