私はどれくらいの時間藤堂弁護士の腕の中に居たのか?分からないけど…
ようやく藤堂弁護士が私を離してくれた。
そして…
〔僕を信じてくれますか?〕
優しい声…
私が上を向くと…
優しい笑顔…
私がはい。と答える藤堂弁護士は…
〔ありがとう。〕
そういった…
藤堂弁護士は私を抱き上げ自分のデスクに私を連れて行き椅子に座り膝の上に私を乗せた
何をするの?
そんな感じで私が首を傾げると…
〔僕の側から離れ無いで下さいって言ったでしょう?だから一緒に仕事を片付けて下さいね。〕
…………………。
私は何もお手伝い出来ないんですけど…
と言うと…
〔こうやって一緒に側に居てくれるだけでいいんですよ。〕
そうなの?
というと…
〔そうなの…〕
と返事が返って来た
私は書類を見ててもチンプンカンプン!
睨めっ子してると…
後ろからクスクスと笑い声…
何?と思い振り返ると藤堂弁護士が私に軽いキスをして来た。
私は驚いて口に手を当て思わず身体を逸らせた。
〔キスもまだ慣れないんじゃその先はもっとダメだね。〕
そっ!そっ!そんな事を普通いいますか?


