家に着き玄関を開けみんなに家に入る様に招き入れる。


響は何度も来てるから勝手を知ってる。だからお邪魔します!と言うとスリッパを自分で出しリビングに晧覬と二人並んで入って行く。


他の人達は初めてなのでドギマギ…


スリッパを人数分だし上がってリビングの方へ行く様に言う。


響が遅いみんなを迎えに来てくれたので響に案内を頼んだ。

私は靴を揃え家の鍵を閉めリビングへと入って行く。

ソファーに座りみんなテレビを観てた。

私はキッチンにそのまま向かいコーヒーの準備をしてると…


〔瑠璃?何かお手伝いしましょうか?〕
晧覬がキッチンの中に入って来る。


私はお湯が沸いて無いからコーヒーはまだ出来ないよ!
だからまたコーヒーが出来てからでいい!

そう言うと…


晧覬が近付き…
抱き締めてキスをしてくれた。

そして分かった。
と言ってキッチンを後にした。



8人分のコーヒーは直ぐには出来ない。

少しして…


〔瑠璃?コーヒーは出来ましたか?〕
と顔を出す晧覬に…


今、出来たよ!!
と言う私に。


〔トレーに乗せて持って行くから…〕


トレーにコーヒーの入ったカップを並べ5客分を晧覬に持って行って貰う事にした。

晧覬と私と響は専用のカップがあるのでお客さん様のカップは響以外に配って欲しいとお願いした。