退院祝いのパーティーもお開きに成り…


みんなでバスに乗り込み私と晧覬は一番後ろの席で二人並んで座ってた。


響達は相変わらず5人でワイワイ騒いでその中に父や母、白鷺パパや澤井さんの姿があった。


お義父さんとお義母さんは私達と一緒に並んで座ってたので同じ光景を見てた。


【晧覬、瑠璃ちゃん本当に響君、良かったわね。ご両親も喜んでたわよ!】
お義母さんは自分の事の様に喜んでくれた


そうですね…
本当に晧覬とあの4人には感謝してます。
と答えると…


【瑠璃ちゃんだからなのよ…】
と言われ…



????????
意味が分からず…
首を傾げると…


〔お袋。瑠璃に言っても瑠璃は気付いて無いから一緒なんだよ〕
と言う晧覬。


余計に意味が分からずプ~とほっぺを膨らますと…


【瑠璃ちゃん貴女は本当に不思議な子なんですね。】
とお義父さんまで…



意味が分からないままバスは目的地に着きみんなバスを降りた。


バスは私達の家の近所で停まりみんな降りたので私はお茶を入れるから家に寄るか?聞いてみた。


父と母。
お義父さんとお義母さん。
白鷺パパは遠慮すると言う返事だった。