間接キスだ…

私はカップを藤堂弁護士から返して貰うとそのままカップの中を覗いて黙ってた。


〔本当に貴女は一体なんなんですか?元気に成ったり落ち込んだみたいに急に元気が無く成ったり…〕


〔とにかく僕は仕事を片付けますから…
それまで大人しくそこに座ってコーヒーでも飲んで待っててくださいね。〕

自分のデスクに戻って行く藤堂弁護士…


私は言われた通りコーヒーを眺めては飲み…また眺めては飲み…



そして私は藤堂弁護士に話掛けた。



藤堂弁護士は何故?弁護士になろうと思ったのか?
聞いてみると…


〔人の助けに成りたかった事と矛盾してる法律にどこまで自分が立ち向かえるか?試したかった事〕
これが答えかな?


そう答えが返って来た。
私は弁護士さんの仕事がどんな仕事なのか?知らないけど…
大変なんだろう…
と言うのはここに通いだして分かった事を話した。


〔じゃ貴女は何故?お父さんの跡を継ごうと思ったの?〕

逆に質問された。



私に弟が居てる話をして弟は好きな事を自分のしたい事をさせたいから私が代わりに父の仕事を継ぐ事を決心した事。
母の願いだと言う事

この仕事が嫌いじゃ無い事を話した。