〔お子ちゃまなんだね。砂糖のスティックはあそこの棚の上。フレッシュは冷蔵庫の中に入ってるから好きに使っていいよ。〕

そう言われ私は棚の上から砂糖のスティックを3本。冷蔵庫の中からフレッシュを2個とりだしソファーに座り取って来た物を全部入れて飲むと…


甘くておいち!!

私ごのみ!

凄く嬉しそうな顔をしてたんだろうか?


〔凄く満足顔をしてますね。そんなにたくさん入れて甘く無い?〕
そう言われ私はコーヒーと言うよりカフェオレに成ったカップを藤堂弁護士の前に差し出して。

味見してみますか?
私は大好きなんですけど…
藤堂弁護士には甘くて美味しく無いと思いますがね。


〔そうですか…。じゃ少し味見をさせて頂きましょうか?〕

そう言って私の手からカップを取り…


飲んでしまった…


しかも…
私が口を付けた同じ場所から…


……………。
私はその姿を黙って見てるしか出来なくて…でも何故か?
心臓の鼓動が速く成って来て…


〔本当に甘いですね。こんなに甘い物ばかり飲んでたら身体を悪くしますよ。〕

…………………。
黙ってると…

〔どうされました?僕がコーヒーを飲んでしまったから怒ってるんですか?〕

違うと頭を振る…


〔じゃ一体どうしたんですか?本当に…〕