だからお腹の子供達は知ってる。
私の心の変化をいち早く察知して不安に成るんだと思う…
私はお腹を擦りながら「ママね。強く成りたいんだけどまだ無理みたいだね。パパに頼ってばかりで…。ママもパパみたいに強く成ってあなた達を絶対に守るから!パパと二人で守ってみせるから安心して元気にパパとママに顔を見せてね」
微笑みながら私は音楽を聴きながらお腹を擦ってた。
そんな姿をみんなが観てたなんて全然、気付かずに…
バスが駐車場に停まり皆が降りて行くのを一番最後まで見てた。
私はイヤホンを外し皆が外に出たので私も降りようと思い腰を上げ歩き出すと…
〔瑠璃?大丈夫ですか?バスの階段の段差が危ないので手を貸しますから手を繋ぎましょう!〕
……………………。
大丈夫。
手摺を持って降りるから心配ない。
私は手摺を掴んで一歩ずつ階段を降りて行く。晧覬の方を一度も見る事なく…
そしてそのまま歩き出す私に…
〔瑠璃。お前ちょっと待てよ!〕
晧覬の低い声…
……………………。
怒っちゃった…
私が怒らせた…
……………………。
〔俺の事はシカトですか?〕
うっ…
こっ…
怖い!…


