ハンドルを握り前を見て運転する晧覬に声を掛けられハッと我に返る私。
〔瑠璃。悩み事はちゃんと僕に話してくれないとダメですよ!考えてる事もですからね。いいですか?家に着いたらちゃんと話して下さい。どんな事でもいいですから…。解りましたか?〕
はい。
と答えると…
ハンドルを握ってた左手が私の頭に乗って来てポンポンと叩かれそのまま私の膝に手を置き私の手をぎゅっと握ってくれた。
家に着き…
晧覬はネクタイを片手で緩めてながらリビングへ歩いて行く。
その姿に私は見惚れてしまいその場に立ち尽くしてると…
〔瑠璃?なにをしてるの?早くこっちに入っておいで!〕
……………………。
〔瑠璃?〕
あっ!
目の前に…
私の顔の前に晧覬のドアップ!
あまりの綺麗さに…
直視できず…
私は思わず俯いてしまった…
〔瑠璃?今さっきの話なんだけど?ちゃんと思ってる事を僕に話してくれるかな?〕
そう言って私の手を取りリビングへと歩いて行く…
リビングに入りソフォーに座らされ隣りに晧覬が座り私の方に身体を向け…
〔さっ!車の中で瑠璃が思ってた事を聞きたいから僕に話してくれるかな?〕


