口に手を当てクスクス笑う晧覬…
〔じゃ決まりですね。家に帰りますよ。〕
私は片手を上げはぁ~い!と答えると
〔瑠璃は本当に素直ですね。素直だから僕は好きに成ったし愛してるんですよ。〕
サラッと言った晧覬に私が口をポカ~ンと開けたままの状態に成ってると…
〔瑠璃?そんなに見つめないで下さい。ここで瑠璃を押し倒して奪ってしまいそうに成るんで…。〕
耳元で囁かれ…
私の顔はいっぺんに湯蛸みたいに真っ赤に成ると…
〔家に帰って久し振りにゆっくり瑠璃を堪能しましょう…〕
そう言って車を発進させた。
……………………。
何も言えない…
答えられない…
晧覬はお腹の子供が双子だと分かってから私に指一本、触れて来なかった。抱き締められたりキスされたりは毎日だったけど…
私はそれも不安材料の一つだった。
私を抱いてくれないと言う事に…
大事な身体なのは解ってても…
やっぱり一つに繋がってたい…
繋がりたい…
私の欲求不満…
こんな事、思った事も考えた事も無かったのに抱いて欲しくて晧覬が欲しくてたまらない自分がいてて…
私は考え事をして下を向いてたのか?
〔また何か?考え事でもしてるんですか?〕


