晧覬はそんな私を優しく抱き締めて…

〔瑠璃も僕との時間を大切に思ってくれてるんですね。僕一人だけが思ってたんだと誤解してました。これから子供が生まれて来る。子供との時間も大切ですが瑠璃との時間はもっと大切なんで二人で手を繋いで頑張りましょうね。〕



貴方は…

貴方はどこまで人の心を理解して…

努力をする人なの?



私は本当に貴方と一緒になり貴方の本心を知れば知る程、貴方に惹かれ求めてしまう…頼ってしまう…

こんな私でいいの?って思ってしまう…




私は晧覬に…

これからもずっとよろしくね!
そう言うと…


〔解ってますよ。瑠璃は今のままの瑠璃でいいんです。僕を頼ってくれていいんです。僕はその為に側に居るんですから…。〕

キスをされそのまま抱き締めてくれた。