晧覬は続けて…
〔僕は瑠璃に僕の子供を産んで欲しいんだ…。でも瑠璃は結婚するまで嫌って言ってたし出来ちゃった結婚はもっと嫌って…。僕は避妊をしないって言ったから瑠璃が妊娠する可能性は高くなる。もし妊娠した時に籍も入って無かったら瑠璃の嫌がる事をする事に成るでしょう…。だから先に籍を入れて藤堂瑠璃なら問題は無い。だから黙って籍を入れに行った。〕
ごめんね…。


そう聞かされた。



でも…

本当に避妊をして無いから私が妊娠する確率は高いよね…

それを考えてくれたんなら怒るも怒らないも無いよ…


婚約してもいずれ結婚するんだから…



遅いか?早いか?だけだもんね。



それに妊娠してたらほんとにマズいし…



私は晧覬にありがとう。そう言って唇にキスをした。