私は朝から病院へ行く支度をしてた。


朝食はもう既に作り後は晧覬を起こしに行くだけなんだけど…


どうしても…
慣れない事があり…


晧覬はスエットのズボンしか履かないからどうしても上半身が丸見えなんですよ…

私がシャツを着て寝て下さい。とお願いしても聞いて貰えず…



朝9時には病院の受付を済ませる様に言われてるので起きて来る様子が無い晧覬を起こしに寝室へ向かった。



スヤスヤと寝る晧覬

寝てる顔もまた格好いいと思ってしまう私は相当重病患者…
眼鏡をなぜかけるのか?聞いた事があった。晧覬は眼鏡は弁護士としての僕の戦闘服みたいな物…
そんな返事が返って来た。

眼鏡をかけてる晧覬も眼鏡なしの晧覬も両方好きだけど…
眼鏡をかけてない晧覬は間違いなく女の人が声を掛けて来るだろうなぁ~…
そんなの嫌だ!
そう考えてると…


〔また瑠璃の百面相が始まりましたね。
今度は何を考えてるんですか?〕
そんな声が聞こえて見ると…

〔おはよう。〕



あっ!
おはよう。早く起きないと病院に行くの遅くなるよ!


〔そうですね。〕
じゃ起きますか!とガバッと身体を起こした瞬間、私は俯いた。