私は茉莉さんの性格なんて知らない…
だからこの二人の会話には入って行けないから聞くだけ…


晧覬は茉莉さんと付き合ってた時に茉莉さんが私を研究し尽くしたから…
茉莉さんであって茉莉さんじゃ無い。
私だと言った…


白鷺さんも茉莉さんの事を良く知ってるみたいだもんな…


茉莉さんの事を知らないのは私だけなんだよね…



〔瑠璃?どうした?心配しなくても瑠璃の事は守るから。心配しなくても大丈夫。〕
そう言って私の頭をポンポンと叩いた。


白鷺さんが晧覬の真似をして私の頭をポンポンすると…


〔お前は瑠璃に触るな!触れるな!〕



おいおい…
貴方達は一体いくつなんですか?


その戯れてる二人を見てクスクス私が笑ってると…


〔笑うな!!〕
って言う晧覬に…

「僕達、仲良しなんだよ!」
って晧覬の肩に腕を回す白鷺さん。



本当は二人仲良しなんだよね。
白鷺さんは晧覬にとって達哉みたいな存在なんだろうと思う…
白鷺さんにとって晧覬はお兄さんみたいな存在なんだと…

いいコンビ!



私はこの二人を見てていいなぁ~って思ってしまった。