年上お姉さま

「かき氷くださいー」

いつも聞いてる少しハスキーな声に
俺は振り返って返事をする。

「練乳たっぷり…て、え!?」

そこには黒のビキニを着たお姉さんがいた。

「今日は泳ぎに来たんだ。地元の友達がいるからお昼一緒食べれない、ごめんね」

「全然いいっすよ!」

余裕ぶって答えながらも、
内心はドキドキ心臓がうるさい。

色白のお姉さんに黒のビキニは
とっても似合っていて

ナンパされまくりだろーな。

何て勝手に想像が働いた。

「ふーん、イケメン君だー」

お姉さんの後ろから、
ひょっこり女の人が顔を出した。