水曜日のストーカー



「ねぇ!!」



僕は
彼女を家にあげた。


烏龍茶でも
出すことにする。





「おぉー!!
なんか、懐かしい」




さっきまで怒っていたくせに
もう笑っていやがる。





「懐かしい、匂いだぁー」




家の中で走り回る彼女。

危ないからと
止めようとしたら彼女が突進してきた。



――ボフッ!!――




「おい、はる。
大丈夫か?」