志ーこころー 【前編】─完─



女将さん「この子には、幸せになってほしい……。」





どこかで聞いたことのある言葉と共に、あたしの中で、あるひとつの仮設が浮かび上がる。






志乃「……女将さん。」






もしかしたら







志乃「あたし、女将さんと一緒だよ。」




沖田「……?!」





沖田があたしの発言を聞いて、きっと組を抜けるとでも思ったのだろう





沖田「そんなのここで今すぐ決められちゃこま……志乃「黙って聞けって」すみません。」



秒速で詫びを入れる沖田





女将さん「それは……組みを抜ける言うことでっか?」





女将さんは、安堵したように、ほっと、溜め息を漏らす。