間抜けなあたしを見ても、近藤さんは力強い目であたしを見つめ返す。 近藤さんを見ていると、あたしは自分の瞳のことを忘れそうになるくらい。 近藤「……きみのその強さが……必要なんだ……。」 最後のダメ押し、と言う感じで。 枯れた木に、水が注がれたように、あたしの心は満たされて─。 それでいて、優しい気持ちになれて。 静かな湖に、水の波紋が広がる様に、近藤さんの言葉はあたしの全身に駆け巡る。