「おかしいな」 中岡が言った。 「留守かのぉ・・・」 坂本さんは、そう言うと、自分の顎に手を当てて、なにやら考え事をしている。 あたしはそんな二人から少しずつ距離をとり、やがて離れ、学舎の周りを散策することにした。 すぐ戻るから〜。 心の中で、そう二人に言い置いて。