ー沖田sideー 志乃さんが脱走…… 彼女に何があったのだろうか あの人は僕らを裏切るようなことはしないと、この少しの間だが、肌で感じていた きっとそれはみんなもそうだろう 現にあの土方さんがチャンスを与えたのだ 沖田「(居なくてはいけない存在)」 もう、あの人はなくてはならない存在になっているのだ この僕自身も 大切な、守りたい存在 憎まれ口をどんなに叩こうが、あの無表情でどんなに毒を吐こうが、みんなはもう知っている 彼女が心を開きつつあることに