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スパーンッ!!!!!


















志乃「失礼するでこあす」ペコリ










土方「殺されてぇのかてめぇっ」








はい。すいません、と適当に流す








ゴチン!!!!!









志乃「ウグッ!!!!!」








頭の上にとてつもない衝撃が走った









なんだ……!!なんなんだこれは!!






目を白黒させながらあたしはその場にしゃがみ込む











頭……頭痛い……ジンジンする~……













あまりの痛さに身悶えしていると、頭の上から土方の声が降ってきた








土方「……ったく……。こっちの拳のが痛てぇよ。どんだけ石頭なんだおめーは」





見ると土方の拳が真っ赤に腫れ上がっている



あたしの頭に拳を落とすからそーなるんだ、






……………………とりあえず痛いのでなにも言えません















土方「おら、立て、糞餓鬼」





志乃「餓鬼じゃねぇ……」








あたしは両手で頭を抱えて目に涙が溜まったまんまで土方を見上げた











土方「…………っ!!!」












土方は急にあたふたしだして、あたしから顔をそらした











土方「……で、なんだよ。なんか用があってきたんだろ」







額に手を乗せてうつむき気味で喋る








あたしなんかしたっけ??









志乃「おう。用がなけりゃ来ないよ。……まずはね、あの獣と化した大人達をどうにかしたいので手伝って下さいませませ」








土方「…………俺はやらねぇぞ。……平助、おめぇいつまで隠れてんだ、情けねぇ。」









平助は「あれ、気づいてたんですか?」といいながらイソイソと部屋に入ってきた