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近藤「おおぉー!!!志乃くんかっ?!




これはたまげた!美しいなぁ〜!!!」






ハッハッハッ!と大声であたしを呼ぶ近藤さん。





志乃「え!やっぱりですか〜?いや〜、近藤さん、おめが高いっ!!」




あたしは近藤さんの肩をバシバシと叩いて、ありのままの言葉を述べる。





近藤「いやはや!


まさかあの志乃くんがここまで綺麗になるとはな!


なんだか親心ってやつかな!


がっはっは!!」






そう言って、近藤さんはあたしを見て嬉しそうにしている。





あたしも嬉しいや。




近藤さんは、あたしにとって第二のお父さんみたいなもんだから。





でも、そんなあたしでも、周りの視線に気づいていないわではない。







色んな人に……見るならともかくガン見されているのだから。





此処へきてそう日が経っていないから、人前に出るのは少し躊躇われる。




そんなあたしに声をかけてきたのは、




藤堂「すっげぇー!!!!お前、志乃なの?!!!」



志乃「うっ……」







……酒癖ぇ……




顔をしかめてあたしは言う。




志乃「藤堂さん、酒癖悪すぎ。」





あたしは絡まれて、肩にうでを回されている




藤堂「いいじゃんかぁ〜!!!こーゆーときはなぁ!ぱぁーっとやるのが一番だぜぇ〜〜〜!!!」





そりゃよかったっすね、といって、もうされるがまま状態のあたし