最初は買うと言っていた者も、金がなかったのか、皆諦めたのだった。 それを男は青葉のせいにし、 『お前の姿が醜いからだ!お前なんて消えてしまえ!』 と、青葉に罵倒の言葉を投げつけた。 売り物を傷つけないため、言葉で青葉を傷つけるのだ。 青葉は本当に消えてしまいたかった。 『欲張りなあんたが悪いんやろ!?何でうちに酷いこと言うん!?』 言いたいけれど、言い返す気力も、勇気も持ち揃えていなかった。 そんなときだった。 青葉を大金と引き換えに買うという男が現れたのは。