「これからも、青葉の笑顔を見ていたい」

青葉の耳元で沖田が囁く。

「はい。沖田様」

「だ~め、総司だよ」

それに答える青葉に、沖田がすかさず言うこと

「総司様、大好きです」

「うん。ありがとう、青葉」

それから二人はずっと抱き合っていた。

新選組と合流し、江戸に向かったのはその数日後だった。