恋愛応援部

「何時から?何時から好きなのー?」
「入学式にたまたま見て一目惚れですよ、僕のタイプだったんです彼女ー」
「以外ね話すの嫌がると思ったのに。」
「別に良いですよどうせ一年だっても進行もない恋ですからね」
僕がポットに紅茶を入れ。コップを戸棚から取り出す。
小さなそのコップはバラ柄のポットと同じ模様であった。
「そうそうふっきーとひざッチじゃ天と地よいや地面の下?」
「ひ、ひどい言われようですね……」
「良いわ協力してあげる!」
大声を出して勘月さんはそう言った。
僕はテーブルに用意した紅茶入りのポットをそっと置く。
「いいですよ別に叶えたくないですから……」
「ほんと?ほんとは叶えたい付き合いたい……違う?」
「そ、そりゃー付き合いたくないと言ったら嘘になりますけど……」
勘月さんは平然とした顔で紅茶をそそいだ。
「でー私も協力してほしいことがあるんだけどー」
また変な要求だろうと僕は嫌になった。
「私の恋にも協力してほしいんだけど」
勘月さんの言葉に僕は耳を疑った。勘月さんが恋?あのわがままでうざったらしい勘月さんが恋?
「勘月さんの美貌ならすぐ落とせるんじゃ……」
「それがさー彼好きな人がいる見たいで、しかも年下」
勘月さんは溜息を吐き紅茶を少し喉に入れた。
「年下?2年ですか?」
「1年……」
「1年ね……」
どうして勘月さんはこうなのかと少し馬鹿らしく思えてもきた。
「で?誰なんですか?僕の好きな相手も知ってるんですから教えてくださいよ」
「いやだー恥ずかしいもん!自分からいうなんてさー」
僕らはどうやら叶わないと思われる恋をしているらしい。
「あ、いたんじゃん勘月と日崎ー」
扉を少しあけ柳がこちらの様子をうかがっていた。