その日の夜、 また夢を見た。 『君が初めて僕の前に現れたとき、僕の心臓の鼓動は激しく波打った。』 「………」 『君は少し僕に警戒しているみたいだったから、その時は話しかけることができなかった。去っていく君を目で追うことしかできなかった。』 「………」 僕に語りかける彼の目は 海のように穏やかで太陽の光のように あたたかく感じた。