シーツをばさりと落とし、横に備え付けられている鏡に自分の姿を映す。
ただ泣きそうな顔をしている自分が映った。
ようく見ればなぜかアイライナーだけが引かれていて、目元を際立だせていた。
ぼんやりとだけど、昨日かなり派手なメイクをしたことを思い出した。
あぁ、私そういえば夏帆と合コンに行ったな。
でも合コンのためにメイクをしたかどうかは覚えていない。
………合コンで、お酒飲んで、そこからの記憶が完全にないんだ。
自分が昨日何をしたか全くわからない不安な状況に、一滴だけ涙がこぼれた。
その涙をぬぐって、浴室に入った。


