「鈴音。」

「はい。」

頬を赤らめながらも真っ直ぐと私を見つめる。
胸がキュッ、と締め付けられる。自分の頬が熱い

突如土方さんに引き寄せられ、口付けされる。
目の前には彼の綺麗な顔。
私はなんだかホッとして照れながらも目を閉じる。

「んん…っ」

土方さんは何度も角度を変え、優しく、深く唇を重ねる。

私は愛しき人の口付けを受け入れ、繋がれたままの手をギュと強く握った。