私一人、価値のない筈なのに…なんで…考える度に目頭が熱くなる 「…鈴音ちゃん。」 沖田さんが話し掛けてきた。 広い背中を私に向けているためその表情は見えない。 「また私なんか、とか考えてないよね?」 「え…」 ドキリ、とした 「どうしてこんなにも体を張れるのか、それはね、みんな…新撰組は君が大切な存在だからだよ。だから…ね?」 分かるでしょ?とでも言うように優しい声が届く。 また…また私の心を支えてくれた。