「そして俺は十番隊隊長、原田佐之助だ。よろしくな」
赤茶がかかった暗髪によく映える、妖艶な微笑みを向ける原田さんは、色男、という感じだ。

「次は俺だな!永倉新八、二番隊隊長!」
ニカッと明るく笑う永倉さんは、短髪がよく似合っている。

「最後は俺。新撰組局長、近藤勇だ!ここにいる奴らはみんなそれぞれ個性的だが優しい奴だ」
凛とした雰囲気で、ガハハと豪快に笑うこの人はきっと心の暖かい人だろう...
直感でそう感じた