「オレを選んでくれてありがとう」

「…(笑)」

「聞いていい?
何でオレを選んだと?」



「家出る前に言ったじゃん…
オレが殴られればいいって…」

「あぁ~!言ったねぇ!あんな言葉覚えとってくれたと?!
ありがとう」


家に着くまで話はつきなかった

突き飛ばされてすりむいた手とその時もっていた携帯についた傷…今は笑いに代わっていた


帰った二人は結ばれた…