結局全然違うとこだった

「〇〇だって」

「どこかそこ!」
「本ちゃんにオレが電話して迎えに行ってもらうけんお前そこにおれよ!絶対動くなよ」

「分かった…ごめん…」


私はフラフラで何も考えきれなかった

とにかく早く本ちゃんに会いたかった

まっていると橋の向こうから街の灯りにてらされる原付の姿が見えてきた

「本ちゃんだぁぁ」

その後の記憶はない…

朝起きてみると彼の部屋にいた

後から聞いてみると
本ちゃんは彼の所につれていくと
「いらん!」
と言われ本ちゃんも
「オレもいらん!」
何てやり取りをしたらしい

それから本ちゃんと
自転車を探しに行った

あんなにフラフラだったけど近くまで行くとしっかり覚えていて無事自転車を持ち帰った

本ちゃんと飲みに行くとほとんど記憶がとんでいる…