「だから、さ。明日は俺の分も、お弁当、作ってね。」 そして、彼は微笑みながら、言った。 「だって俺、いっちゃんの友達、だもん。」 「、あ…」 友達、その言葉はあたしにはちょっとむずがゆくて、あたしはつい、言ってしまった。 「友達じゃない!友達み、ま、ん!!」