それが、さっきの嫌悪よりも嫌じゃなくて、なんか、うさぎくんに助けられた気がして悔しかった。 ------------- 「いただきます」 昼休み。 あたしはいつも通り屋上でさみしく一人飯。 うさぎくんがあたしに話しかけて、「お弁当たべよー!!」とか言ってきたけど、また助けられるのが悔しくて、無視して走ってきた。 「あっ………」 今日の唐揚げ、いつもより上出来なんだよね。