そんなあたしのドヤ顔を見てイラっとしたのか、うさぎくんはむぅ〜、と頬を膨らませて戻って行った。 ……はぁ。 伏せて寝るふりをしてそっと周りを伺って見る。 さっきまで向けられてた嫌悪の視線は、自然とうさぎくんと仲良くすることによる『嫉妬』に変わっていた。