私は急いで屋上を飛びだし、一真のうちへとむかった

今の時間って、一真仕事じゃないよね…?!



ドアの前で、少し呼吸を整える

ガチャ

空いてるってことは、一真がいるってことだよね


「一真…」

そこには、座って、こっちを見る一真がいた

「おーう、どした?こんな時間に珍しい」

「話したいことがあってきたの‼︎」

「とりあえず、座りな?」

そう言って、優しくほほえむ


「私ね、今までずっと、祐介の代わりとして一真を見てた」

少し悲しそうな顔で話を聞いてくれる一真

「好きなのかもって思ったりもしたけど、祐介に似ていて、本当に代わりにしてた」

申し訳なくて、目も合わせられない

「本当にごめんなさい」

怒られると思い、じっと、一真の言葉をまつ

「しってたよ。俺を代わりとしてしか見てないこと。それでもいいっつったじゃん」