好き!…嘘、大好き‼︎

私のせいで、祐介は…

私ばっか傷ついたなんて思ってた

違ったんだね…

祐介は、私をかばってくれたんだよね?





「ねぇ、今のどういうこと?」

自分でも信じられなかった

まさか私が、こんな修羅場に入り込むなんて

私が聞いているとも思ってもみなかったのか、祐介も莉子ちゃんも、目を見開き、驚きを隠せていない


「ちがっ!今のは…」

「私に嫌がらせしてもいいよ。」

「あんたに口挟まれたくねぇんだよ」

口が荒くなってくる莉子ちゃん

「祐介、ありがと…私のために…でも、そんなの全然うれしくない!」

その一言に、顔を背ける祐介

「私、すごく苦しかった…付き合い始めたって聞いて…私まだ、祐介のこと…好きだったから…」

こんなこと、祐介の前で言ったって、心の中で笑われるだけだって思ってたけど、口から次々にでてくる