ドアの方から出てきた一真がすごくかっこよくて、ついつい見とれてしまった

「ちょっ、反応ぐらいしろや」

「…めっちゃ…めっちゃ、かっこいいよ‼︎」

精一杯、声を出し言う

「ぢゃー、俺、愛菜とのデートこれで行こっかな~♪」

「それはカッコ良くないよ‼︎」

なんて、バカみたいに話して、時間は過ぎていった




「今日さ、仕事あって送れねぇから、気ぃつけて帰れよ⁉︎」

心配そうに、私に言う

「はいはい。じゃーね」

「ちょっと‼︎忘れもん」

え!?
何か忘れてきちゃった!?